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DRAGON FRUIT
ドラゴンフルーツ(ピタヤ)とは?

国産より安価なベトナム産が
マーケットの大半を占めています

中南米が原産のサボテン科サンカクサボテンの果実・ドラゴンフルーツ(ピタヤ)は、フランスの植民地時代にベトナムでの生産が始まったと言われています。

茎の断面が三角形なので
サンカクサボテンという名称です

サンカクサボテンは、茎が枝分かれして伸びていきます。高さ1.2m程度のコンクリート製の支柱を立て、苗木を数本支柱の周囲に植え、紐で結びつけて栽培します。
支柱がある高さまでは支柱に添って上に伸び、支柱がなくなると重さで垂れ下がります。

茎の三角形の角の部分から蕾が出ます

実を大きくするために蕾の段階で間引きが必要です。沖縄では間引きした蕾を天ぷらにして食べます。オクラのような粘りがあり、なかなかの美味です。

花は満月の夜に白い大輪を咲かせます

日本のドラゴンフルーツ農家でも、夜間の開花見学会を開催しているところもあるようです。
ベトナムでは花を乾燥させて食用のドライフラワーにします。スープに浮かべると水分を吸ってふわっとまた花が開く感じになり、食卓を彩ります。

花の付け根部分が
肥大化して実になります

開花してから70~80日で収穫します。ベトナムでは1つの木から1年に3~4回収穫ができます。

1年中日本でもドラゴンフルーツを
楽しむことができます

10月~4月頃は夏季に比べると日照時間が短くなるため、夜間に農園に電灯を灯して、人工的に日照時間を操作して開花・着果を促します。